≪必ず好きにさせる法則≫
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創作文芸に於ける書き出し方について
165:02/06(金) 12:14
ある雨の日のことだった。

一行目を一瞥した僕の友人は原稿用紙を破り捨てた。ひどい。寝る間も惜しんで一生懸命書いたのに。

「ひどい。いくらなんでもひどい。ひどすぎるよ」と彼女は言った。それは僕の台詞じゃないのか。

「あのねえ……なんで『ある雨の日の』とか平気で書けるわけ? 頭大丈夫?
一体何億年前の小説のつもりよ」

オーケー、君の忠告を受け入れよう。翌日、僕は再び大傑作を書き上げた。

ある嵐の日のことだった。

今度は殴られた。なぜだ。なぜなのだ。大傑作なのに。
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